私が欲しいソフトのイメージ – 開発日記(1)

アイディア・レーン 開発日記アイキャッチ

2023年 3月某日

私が欲しいソフトのイメージは、こんな感じ。

  • テキストで書いたアイディアを、縦・横にならべたり階層化できる
  • それを「優先度」「緊急度」とか「役割別」「プロジェクト別」のように表のような形で分類したい
    • 表というとExcelをイメージするが、1つ1つがセルではなくてもっと大きいもの。1つのセルの中で階層化したり色々できる
    • 行列ではなくて「レーン」という呼び方の方が、思い描く概念に近そう。
    • イメージは、アイディアを分類するときにラベルやタグを前提とするのではなく、マウスやキーボードで簡単にかつ視覚的に分類先を移動できるもの
  • さらにレーンを超えて、アイディアごとの関係性を表現できることが大事
    • これは色々なツールでやりづらい
    • 図解専門ツールだと出来るが、今度はテキストベースの扱いがどうもやりづらい
  • これらを解決して、思考の流れに沿ったツールとしたい

※下記はその後実際に作ったソフト「アイディア・レーン」の画面です。当時はぼんやりとしかイメージ出来ていませんでした。

何かを考えるとき、これまで色々なソフトを使ってきた。そして今も使い分けている。
メモソフト、図解ソフト、マインドマップ、表計算……。

もちろんそれぞれ優れたツールなのは間違いない。でも自分としてはどれを使ってもしっくり来ないことが時々ある。

長年色々なツールを試したし、使い方も工夫した。
そしてここ最近も、あらためて探して色々試してきた。
NotionもQUIPもMiroもMindmanagerも素晴らしい。パワーポイントやGoogle Slideも良く使う。でも思考の時にメモするツールとしては、操作感などが何かが違う感じがする。

このまま待っていても、たぶん出てこない。
というか他の人は今ので満足で、私が思うようなものは必要としていないのかも知れない。

ならば、この際自分専用でも良いので作ってみよう。

実はこのアイディア・レーンというソフト、欲しかったけれど決して作りたかったわけではありません

「長年探したけれどちょうど良いのが見つからず、仕方なく自分で作ってみることにした」というのが実際のところです。

ソフト作るなんて正直とても大変ですからね……。

それはまた別の記事にしていきたいと思います。

さて作るのであれば、Windows・Mac・Android・iOSとどの環境でも使えるものにしたい。

ではどうやって作るか?

ソフトを作った経験は、過去にある。だからプログラム自体は出来る。
でも知識が古い。
Delphi, C, java, jQueryといったかなり古い言語しか知らない。あとはswiftをほんの少しかじった程度。
最近の言語はわからない。

しかも個人で開発するのに、各プラットフォームごとに作るのは正直無理だ。

必然的にマルチプラットフォームで動く言語で開発するしか無い。

ただマルチプラットフォーム開発は、デメリットもある。自分が知っているのはCordovaとか???あとDelphiも対応しているはず。

そのあたりも色々調べたり一部試してみた。そこも別の記事で書いていきたいと思う。

結論として、私はflutterという言語を選ぶことにした。


とりあえず「基礎から学ぶ flutter」という本を買い、読みながら作ることに。

flutterはdartという言語の上で動くようだが、当然dartは何かが分からない。

まあ、でもJavaとかJavaScriptがわかるからなんとかなるかな?

お決まりのhello worldを試して、本に乗っているサンプルをいくつか動かしてみる。
けっこう難しいというか、これまでの自分が知っている言語とは考え方が違う気がする。

(あとで振り返ると、この本は決して悪い本ではないが、ちょっと初学者にとって分かりづらかったという印象がある。しかし当時いろいろ探したが他に良さそうな本もなかった)

flutterとdartの違いもあまり良く分からないまま、とにかく実装を始めながら覚えることにした。


※本記事は、過去の記録(メモ)をもとに、他の方が読んで分かるように加筆・補足して掲載しています

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