2024/05/30
決済代行会社をStripeからfincodeへの乗り換えするのにかなり苦労した話の続きです。
なんと今日、fincodeから「審査否決」の連絡が来た。
え、これじゃfincode使えないじゃん!
なぜだろう。
- 理由は開示しないとのこと
- fincodeの参考リンク:審査が通過しなかった理由を教えてください
- 取扱商材が禁止商材(賭博、ギャンブルなど一覧はこちら)に該当すると判断された
- 継続的役務に酷似するサービス内容である
- その他クレジットカード会社等が独自に調査した事由
- 上記1つはどう考えても当てはまるものが無かった。2番目の継続的役務も 特定商取引法ガイドの定義 から考えてもかすりもしない(エステティック、美容医療、語学教室、家庭教師、学習塾、結婚相手紹介サービス、パソコン教室の7つ)。3番目は分からない。個人的な与信の面まで考えたが、実績としては金融機関の評価はむしろ高い方だと思われるし、いずれにしても何が問題か分からない。
- fincodeの参考リンク:審査が通過しなかった理由を教えてください
- 理由が全くわからないと何を対応したら良いのかも分からない
- ホームページの記載・表現の問題なのか、ビジネス的な問題なのか、技術的な問題なのか……。手がかりが無いと直す部分も分からず。
- 私が怪しい商売をしているならば、否決されてもそれは分かる。しかしWebで使えるアイディア整理ツールを提供しようというだけでこの対応は残念。
- まあでもここを突き詰めても何も良いことは無い。fincode by GMOはそういうものだということだ。
- ただこれまで頑張って連携プログラムを組んだのに、その時間を使ってしまったのはショックだ。そして日本企業だから丁寧に対応してくれるかと思ったが違ったということも学びだ。
ということで、fincodeはStripeよりマシかなと思ったが、何も教えてくれず否決されるという悲しいことになってしまったので、次にあたることにした。
そこで、過去に比較した決済代行会社の中でもう一社候補として迷ったkomojuにすることに。
komojuは日本企業では無いことと、お金を引き出すときの手数料が気がかりでこれまでfincodeの方を優先した経緯があった。
しかしそんなことより、決済代行機能が普通に利用できて、その結果サービスをきちんと提供できることが優先。
とういうことでkomojuへ利用を申請した。
これまでの経験を踏まえて、審査が通るまで連携の実装に入るのは待とう……。
正直fincodeで否決されるとは全く思っていなかったので、利用申請と同時に実装を頑張ってしまったのは失敗だった。
2024/05/31
早くもkomojuから審査の結果が来た。VISAとMasterが通過した。早い!助かる!
- fincodeの場合は審査申し込みから2週間以上かかったうえ、理由開示無しの否決回答だった
- あらためて、私はfincode対応で本当に多くの時間を無駄にしてしまったことを実感した
- komojuとfincodeは連携方式が結構違うため、これまで作った連携モジュールはあまり流用できない。頑張って実装していかないといけない。
- ちなみにkomojuは決済手段が豊富だ。
- ただクレカ以外の手数料は高くなりがちなので、idea Laneの場合多様な決済手段は採用しづらいかな。……と思ったらコンビニ決済は安い。ニーズがあれば対応していこう。
今日はこれまで気になっていたDB処理周りのリファクタを行った。
2024/06/01~06/03
komojuとの連携の実装を開始。
- 正常系は実装2日目で早くも動くようになった
- komojuのドキュメントは分かりやすく、用意されている機能も自然
- ホストページ機能が使えるのも大きい
- ホストページとは決済代行会社(komoju)が用意したページで決済を行えるもの。自サイトで決済画面を用意しなくて済む
- fincodeではサブスク目的でその機能が使えず、全部自作したので凄く大変だった
- その結果、あらためてfincodeは機能不足だったことを実感。※機能不足はサブスクリプションの決済に使いたいという観点として
- 決済完了時にユーザに送るメールについては、komojuの機能でもなんとかいけそうだが、カスタマイズが出来なさそう。せっかくfincodeのときにゴリゴリ作ったので自前のロジックを使うことにした。
※開発日記は当時の記録をもとに作成し、必要に応じて加筆・補足しています
この記事はアイディア整理ソフト「idea Lane」の開発記録です
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