ランサーズのデザインコンペでロゴを募集した結果 – 開発日記(112)

2024/07/21

開発中の思考整理ツールidea Laneは、無料もしくは安価で提供したいので開発費用もなるべく抑えている。

ただロゴだけは、生成AIではどうしてもしっくり来なくてプロにお願いすることにした。
その結果が出たので過程も含めて書いていきたい。

活用したのはランサーズ

私がクラウドソーシングのサービスを使うのは初めてで、類似サービスはココナラなど色々あって迷った。ただ自分が調べたり比較した限りでは、ある程度信頼できる人が集まっていてロゴコンペでも質の高いものが出てきそうと感じLancersにした。

たくさんの提案をいただく

ランサーズでコンペ形式でロゴを募集したところ、なんと1日で40件以上集まり驚いた。

これは凄い!と思ったのもつかの間、提案いただいたロゴで候補として扱えそうなのはギリギリ4件。つまり9割は検討に値しないと感じてしまうものだった。

というのもほとんどの提案が、アプリを理解せず文字面だけでイメージを作っている
まあそれは仕方がないのかもしれないが、それにしてもidea Laneのホームページを見る人も、アプリにアクセスする人も予想以上に少ないということが分かった。

  • アプリに登録してくれたのは、おそらく2名だけ。貴重だ。
  • デザイナーさんとしては、コンペにいちいち時間をかけていられないのはよく分かる。また提案を深く理解したからといって採用確率が高まらないのかもしれない。が、それにしても大半の提案が質が低いと感じたのも正直なところ。
  • たとえば提案で「熟考しました」と言いつつ募集要件を全く読んでないとか、初見なのに「いただいた修正をふまえた2案目になります」とか、コピペと思える提案・挨拶文が多かった。
  • また利用目的が「アプリとウェブ」と明記しているのに、”店舗の看板にした場合”のサンプルだけを送ってくるのも多かった。

コンペの結果

さて2週間の期間を経て最終的に集まった提案は、なんと138件!

これだけの応募を頂いのは本当にありがたい。数としては予想以上だった。

とはいえ先程書いた通り、検討に値する案は10分の1ほど。実際138件を何度もチェックしたが、自分がピックアップしたのは6件

そしてその中から決定したのが以下のロゴ。


【採用ポイント】

1.製品コンセプトや中身を理解したうえでデザインに落とし込んでいる

2.ロゴを含め明るい感じがして視認性が高い

3.添付されていた提案イメージが分かりやすく好印象だった

上記に加え「長く使っていけそうか」「アイコンとして押したいか」「他のソフトと似ることが無いか」なども考慮して決定した。デザイナーさんはMaybelさんという方。

費用

かかった費用は以下の通り。

支払い総額45,955 円

(内訳)

・当選報酬:36,300 円

・参加報酬:3,630 円 × 2 件(2位と3位の方に支払った)

・システム手数料:2,395円

※報酬額は自由に決められるので、上記はあくまでも私の場合です

このようにして無事にアイディアレーンのロゴとアイコンを決定することができた。

多数の応募を頂き、良いと思えるデザインに巡り会えたのでランサーズでロゴコンペをして正解だったと思える。ただ先程も書いた通り、提案数が多くても実際に検討対象となるものは少ないかもしれないので、そこは織り込んでおくことが重要。

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